わたしはいつもあの頃に

アラサー女の赤裸々びより

いつまで経っても「余裕」ができない件について

私はいつも「余裕」がない。何事も余裕ができれば、すぐに埋めてしまう癖がある。

 

30歳まであと3年となった今、それを変えていきたいから整理してみた。

お金の余裕

子供の頃、「お金を稼ぐようになったら素敵な家に住みたい」「大人になったら、あの素敵な赤いパンプスを履くんだ」「素敵な器で食事をするんだ」そう思っていた。

 

でも実際に社会人になってみると、想像以上にお金が足りない。

 

家賃に光熱費に食費に、ただ生活するだけで給料がなくなる。

 

素敵な家とは程遠い築50年の社宅に住み、服は安いもの。自炊をして、お出かけもあまりせず。それでもお金がなかった。

 

5、6年働いてお金を稼いだらそのうち余裕ができる

 

そんなことを思っていた矢先に体調を崩して退職。その後色々あって結婚して子どももすぐに産まれた。

 

お金に余裕はないが、普通に暮らしてはいける。

 

だけど、あの頃思い描いていた20代後半の生活とは正反対。

 

常に子ども優先で、欲しいものもあまり買えない。好きなところにも行けない。

 

独身で、仕事でも活躍してきた友達が羨ましい。自分で稼いだお金で旅行に行けるのが羨ましい。ブランド物のバッグや洋服をきていて羨ましい。

 

子どもが小さく、夫も転勤族だから私はパート。稼ぎも本当に少ない。

 

毎回「育児に仕事に家事に、1人でこんなに頑張っているのに結局稼ぎはこれっぽっちか」と悲しくなる。

 

そのうち、夫の稼ぎを超えてみせる。そして好きな服を買って、好きな下着を買って、あの赤いパンプスを買いたい。子どもにも好きなことをさせてやりたい。

 

そんな理想が叶う日が来るのだろうか。いつもお金に余裕がない。

心の余裕

心の余裕っていつからできるのか?

 

毎年毎年「今年こそ心の余裕を!」と言っているけどいつも余裕がない。

 

「心の余裕=お金の余裕」と思っているのだけど私だけ?

 

しんどくなった時に、家事代行を頼んだり。好きな家に住んで、心休まる空間を作ったり。疲れたら旅行に行く。毎日惣菜だと健康に悪いかもしれないから、体に優しそうな惣菜を頼む。毎日お弁当を作らない。

 

お金に余裕があったら、そんな風に暮らせるのかなって思ったり。

 

でも、そもそも私の場合はちょこっと余裕ができたら、そこに何かを埋めてしまうのが悪い。

 

専業主婦で、子どもが1人。その時は割と余裕があった。でもその余裕が怖くて。そうやって余裕があるうちに努力をしないと将来困るのではないかと。

 

その時しかない暮らしを楽しめば良いものを、私は勉強をして結局余裕をなくす。

 

心に余裕がある人の生活をぜひ知りたい。