「子どもがいなければ」って一瞬でも思ったことがある人、多いのではないか。
私も、割としょっちゅう「一瞬」思う。
もちろんこれは、「いなくなってほしい」とかそういうことではなくて。今の生活の不自由さ、子育て支援の少なさにあると思う。
子どもはかわいい。あんなに「愛」の眼差しを無邪気に向けてくれる、儚くて、でも元気で、そんな愛のかたまりみたいな存在。
そんな子を守るための、大人の犠牲が大きい。お金がとってもかかる。遊びにも連れて行かなきゃならない。3食、栄養を考えたご飯を食べさせなければならない。風邪をひいたら、病院へ連れて行って看病をする。
仕事と育児の両立って不可能だよね?
割と若くして子どもができたから、同級生のみんなが羨ましい。きっと収入も増えてきたのだろう。遊びに行ったり旅行に行ったり、好きに遊んでいて羨ましい。
デパコスを使っているのを見て。ハイブランドのバッグを持っているのを見て。
あぁ、いいなぁ。収入をそういうところに使えるんだもんね。とふと思う。
子どもがいなければ、もっとがっつり働くのにな。子どもがいなければ、もっと旅行に行って好きなことをするのにな。と「一瞬」思うことがたくさん。
でも、私はお金には変えられないほどの幸せな生活を送っているはず。お金に余裕はないけれど、でも普通に生活ができて笑顔でいられる。
まぁちょっとね、ちょっと高望みをしちゃうけど。
子育てって、親2人でやるものじゃない。親族とか地域とかそういう大きな枠組みの中でするもの。
もう少し頼れる、世界になるといいよね。
どうしたらいいんだろうね。