わたしはいつもあの頃に

アラサー女の赤裸々びより

「楽しみだね」の押し売り

世間一般的に、私の現状はとっても「楽しみ」な状態なんだと思う。

 

割と良い場所に転勤になって、お家もきれいで広い。立地も良い。約半年後には夢のマイホームにも住める。

 

最高じゃん。

 

普通に考えたら最高だよね。

 

でも、これからいろいろ楽しみだねって他人に言われたくない。

 

今現状、しんどい私はダメなの?

 

全然楽しみじゃない私はダメなの?

 

引越したくない。本当に引越したくない。

 

夫実家の近くに住めって言うなら、働かなくとも給料くれよ。私の好きにさせてよ。

 

家とか、全て私の好きにさせてよ。

いちいち文句言うなよ。

お金出してよ。

 

それくらいの決断なんだよ?

 

夫実家の近くに住むのがどれだけキツい選択だったか。ちょっとブラックな感情も結構出てくる。

 

私は今の仕事を辞めなきゃならない。

 

希望通りの保育園に入れない今、ステキな保育園で楽しんでる子どもたち。それもやめなきゃならない。

 

本当は今の現状を崩したくなかった。

 

病院も良い先生たちで、子どもたちも慣れてる。

 

本当は今の場所にずっと住みたかった。

そうしたら仕事も続けられたのに。

 

正社員になり損ねた。

 

せっかく、子どもが居ても働きやすい場所だったのに。

 

良い条件の職場を探して、面接して、仕事を覚えて、人に慣れて、その一連の流れがどれだけ大変か知ってる?

 

なぜ私がそれをやらなきゃいけない。

 

転勤族って妻の犠牲のもとになりたってるよ。

 

ここ最近、本当に元気が出ない。

仕事をしている時だけは元気。

 

楽しみになりたいけど、楽しみにならないんだよ。

 

夫はいいよな。自分の実家の近くに住めて。

なにも悪いことないじゃん。

クソ

 

でも、家だけは楽しみ。

子ども軸と家族軸とそして自分軸

また書類選考落ちた。

 

今の職場で、正社員になれたのに。

夫の転勤のせいで辞めなきゃいけない。

 

せっかく覚えた仕事。

せっかく慣れた人たち。

やっと楽しくなってきたのにね。

 

本音を言えば、今の土地にずっと住みたかった。

関西になんか行きたくない。

 

親のこと、子どものことを考えて、

望んでもいない土地に行く。好きな家に住めるからと。

 

あれ、私ばっかり我慢してない?

なんでいつも犠牲にならなきゃいけないの?

 

もちろん家を建てられるなんて、贅沢なこと。

夢のマイホーム。

私が望んでいたこと。

 

でもさ、私が全て捨てて、成り立つものだよね?

結婚が失敗だったのか?

 

結婚のせいで、前の仕事を続けられなかった。

夫の仕事のせいで、仕事が続けられない。

正社員になれない。

 

夫はいいよね、ずっと仕事変わらないんだもん。

ずるいよ。

そのくらい言わせてよ。

 

私だってちゃんと仕事して、自分で稼ぎたいんだよ。ママとして生き続けるのは辛いんだよ。

 

周りがいい大学出て、いい会社に入ってるからさらに自己肯定感が下がる。下がる一方。

 

次の土地で、バリバリ仕事をして理想の暮らしを手に入れる!と思って自分を奮い立たせる。

 

だから今から応募してるのに立て続けに書類選考に落ちた。

 

あぁ、学歴不問でもやっぱり大卒しか取らないんだなぁ。私は一生、やりたい仕事はできないんだ。

 

次の土地で、落ち着いたら仕事探しなさいって。そんなこと分かってるよ。でも焦るんだよ。なんだよ説教かよ。

 

私の後任の面接にすら嫉妬する。

私がやってた仕事、この人がやるんだな。

私は必要なくなるんだな。

 

全てが嫌だ。

全てやり直したい。

 

なんでこうなっちゃったんだろう。

 

なんで全て中途半端なんだろう。

 

なんで、今を楽しめないんだろう。

 

学歴職業コンプレックス

私は学歴職業コンプレックスが凄まじい。

 

昔からエリート思考だったせいもあってか、「立派な大学」を出て、「立派に(聞こえる)」仕事をするのが偉いと今でも心の奥底で思ってる多分。

 

つい先日、子どもの保育園のクリスマス会があって。大人と子どもで分かれて開催される斬新な会だったのだが、職業紹介も含めての自己紹介シーンがあった。

 

県内でも平均年収が高い地域のせいか、みんなの職業が揃いも揃って「素晴らしい」ものだった。エンジニアとか、研究者とか、お医者さんとか、経営者とか、建築士とか。

 

私は恥ずかしくて濁したが、ただのパートで、ただのフリーランスライター。扶養内で働いてるなんてだれも思ってないだろう。コンプレックスまみれの私には刺激が強すぎた...。

 

家に帰ってゆっくり考えて、そう言えば私ってあの中で1番年下だったな、と。みんな大学を卒業してバリバリ働いて、結婚出産した人たちだと思うから当たり前か。

 

ということは、そもそもそんな人たちと張り合うのはおかしい。

 

きっとみなさんは、私と同じ年齢の時は同じような悩みがあったかもしれないし今もあるかもしれない。

 

きっとみんな、辛くてしんどい時期を過ごして、立派な仕事を手に入れていて、今も必死に頑張っているんだと思う。

 

私はそんな過渡期にいるんだと思う。

 

先輩達のように、「これで働いています!」と胸張って言えるような、そんな仕事をしたいしその仕事で活躍したい。

 

今は頑張って、とにかく頑張って、スキルを身につけていくしかないな。頑張れ私!!!