わたしはいつもあの頃に

アラサー女の赤裸々びより

隣の芝は青すぎる

『隣の芝は青い』と言うが、私は『青すぎる』がしっくりくると思う。

 

航空学生を辞めた時は、「いいなぁ、同期たちは楽しそうで。しんどいだろうけど、明るい未来が待ってるじゃん。いいなぁ」

 

公務員になった時は「高校の同級生たちは大学生活を謳歌していていいなぁ。私は社会に揉まれてるのに、いいなぁ。」

 

民間会社へ転職した時は「公務員の時は休みが自由に取れて良かったなぁ。ボーナスもしっかりあったよなぁ」

 

結婚して一度専業主婦になったときは「みんな働いてお金稼げてていいなぁ、私何もないし何も稼いでないし、生き甲斐もない」

 

子どもが産まれたら「みんな自由に仕事できていいなぁ、自由に遊びに行けていいなぁ、未来が定まってなくていいなぁ」

 

在宅ワーク(ライターやインスタ運用)を始めたら「この人フォロワーえげつないな、きれいなお家住んでていいなぁ、お金あんなに稼げるんだいいなぁ」

 

これ、考えを改めないと絶対一生思い続ける。

 

どんなに昔憧れていた生活でも、その生活になったらさらに上を人は欲する。

憧れていた女性のパイロットの人は、仕事がキツくて何度も辞めようかと悩んでいたらしい。仕事のせいで結婚も出来ないし、子どもも欲しいのに。って。

 

今も活躍されてる人だが、その先輩は私が冴えないと思っている"普通の生活"を望んでいる。

 

今、たくさんの人の事を羨ましがってる"私"の生活は、誰かが望んでも手に入らない生活なのかもしれない。

 

そんな事を念頭におきながら、日々を大切に生活していきたいと思うこのごろ。

 

いや、しかし難しい。