親との程よい距離感とは?
私が小学2年の頃に両親が離婚。
父側に引き取られ、お母さんとは数ヶ月に1度のペースで会っていた。
父親は、私が小学4年の時に再婚。その再婚相手が今の私の母親である。(わかりやすいように、父親と母親、産みの母のことはお母さんと呼ぶ)
今も昔も買い物好きなお母さんであるが、久しぶりに会う子どもは可愛いのだろう。会うとなんでも買ってくれていた。
いつも帰宅する時には大量の荷物を持っていたのを覚えている。
それを父親がよく思っていないと気づいたのちに、私はコソコソと荷物を運ぶようになった。買ってもらった物は隠して、お小遣いも隠した。
どこに行ったかなども極力話さないようにした。
何もかも、家が嫌な雰囲気にならないようにとの幼心からくるものだった。
それが、今後の人生に大きく影響したのだ。
母親にもいつだか言われたが、私は「父親と母親に対する顔」と「お母さん」に対する顔の、二面性を持っていたらしい。
この話はしない方が良い、この話したらあの話がバレるからしない方が良い、名前をそもそも出さない方が良いなど、気をつけるべきことがたくさん。
こうして出来上がったのは、アダルトチルドレンの私。(アダルトチルドレンについては、いつかまた書く)とある心療内科で、「あなたの生きづらさは、全て幼少期の育ち方が原因」と断定されました。
気づいた頃には、私は親の顔色を伺いながら生活するようになっていたあの時の私。いつの間にか調整役になっていた私。普段の人間関係で悩むのは、板挟みになって、調整役になってしんどくなるから。
今思えば、あの時から私の悩みは始まっていたんだと思う。
そうして、大人になった今、非常に生きづらい。
そもそも帰省がしんどい。義両親と会うのもしんどい。帰省のことで揉めるのもしんどい。
私は、ただただ自分の家族とだけ平和に暮らしていたい。
実家は遠方だから、帰省するのが大変。いつもと違う環境で子どもの面倒を見るのが大変。色々な話を気を遣いながら話すのが大変。
自分の家に来られたら、いつものルーティンが崩れてイライラする。でもせっかく来てくれてるんだし、と無理をして結局しんどくなる。
大変がいっぱいになるから、帰省はしたくないと思ってしまう。
だけど、親孝行はしてあげたい。
子どもができると、特に親との距離感が難しくなってきた。
これを解決するのは、やはり近居になることなんだろうか。それはそれで、色々な問題が出てきそうだし。どうしたもんか。